特集記事
うまいビールが飲める店 |
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あんこう鍋や関鯖、関鰺 |
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大衆割烹「太平」●松戸市・松戸 |
冬の夜道、両手を擦りあわせながら白い息を吹きかけつつ歩く。とっぷり暮れた夜のなかに、赤看板が浮かび上がる。丁寧に打ち水された店先に足を留め、引戸を開けた。だるまストーブの温もりと、出し汁の香り、湯気で少し白んだ店内はざっと25席。カウンターにはガスコンロが置かれ、一人でふらっと立ち寄っても心底あたたまる鍋がいただける。
まずはヱビスで一杯。 「これに合う肴、ください」 鍋ならフグかあん肝。刺身ならなんでもいけるが今日なら、関鯖がおすすめ、とご主人。ならばと関鯖をとり、あん肝鍋が煮える間に『太平』の名物料理を探す。 「穴子の柳川」は活きのいいのを締め、一口大にして柳川風に料理する。「太平揚」は、一晩タレに漬け込んだ豚の薄切り肉を浅葱に螺旋状に巻き、衣を付けてさっと揚げる。 隣の女性客は、ふぐ刺しで日本酒を飲んでいる。新潟の「松乃井」というその地酒、ご主人・太平さんの故郷から特別に取り寄せているとのこと。同じく「十日町そば」も故郷の味を憶いおこす一品。 お腹の底から満たされ、お酒もいつもよりすすんだ。松戸駅からの帰り道、愉しみがまた増えた。
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ヱビスビールは、明治23(1890)年の発売以来、本場ドイツの醸造法を忠実に守っています。副原料を一切使わない麦芽100%。ホップはドイツ・バイエルン産のアロマホップのみをふんだんに使用し、おいしくなるまで通常の1.5倍も長い時間熟成します。飲んだらわかる、ヱビスです。 |
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