特集記事
江戸時代、軍馬を育成する為にあった中野牧は、現在の常盤平団地を中心に五香六実、松飛台、高塚新田、初富に及びました。
特に幕府は中野牧・下野牧産の馬を重視した為、野馬奉行の綿貫氏に「金ケ作陣屋」を設けさせました。この陣屋のあった場所が、さくら通りの八柱入口付近だったことにちなんで、この付近を「陣屋前」と名付けました。
その八柱にあった陣屋で、約220年前から使われてきた由緒ある太鼓を守り伝えながら青少年の育成を基本理念に、心・技・体の充実を目指して活動している「御陣屋太鼓の会」を紹介します。
同会は昭和62年に設立され、今年創立30周年を迎えました。
普段の練習は、八坂神社境内の会館で第1・3・5日曜日、第2・4土曜日の午前8時半時から12時まで行います。
神社境内の掃除から始まり、和太鼓の練習をし、練習後は楽しくお茶会をしています。和太鼓の練習はもちろん、銭太鼓や沖縄エイサーも練習しています。
町会の盆踊りや松戸市の緑と花のまつりを始め、地域のお祭りやイベントに出演し、太鼓を叩いています。
子ども達に楽しかった事を聞くと、お祭りやイベントに出演したとき、みんなでおしゃべりしながら、お昼やおやつを食べた休憩時間が楽しかったとの事でした。
また入会した理由を聞くと「さくら祭りに出演したのを見て」という子や「和太鼓のひびきという演奏会を観たときに楽しそうに、力強く太鼓を叩くのを見て、自分もやりたいと思った」と教えてくれました。
子ども達に必ず守らせていることはありますかと聞いたところ「挨拶と礼儀、時間を守ること」、和太鼓を叩くために一番大切なことは?との質問には「心を込めて一生懸命に叩くことです」と代表の野呂先生が話してくれました。
保護者の方達からも「子ども達が自分で考え、チームで動けるようになった」「中学生が小学生の面倒をみて叩き方を教え、小学生は中学生のまねをして一生懸命練習していた」と評判も上々です。
見学は随時、毎年6月7月には無料盆太鼓教室を行っているので、興味のある方は、ぜひ御陣屋太鼓の会に入会してみてはいかがでしょうか?
Team Data
■ 部員人数 中学生3名、小学生3名 合計6名(男子2名・女子4名)
■ チーム発足年 昭和62年2月11日
■ 練習場所 門前町会会館(八坂神社境内)
■ 練習日時 第1・3・5日曜日、第2・4土曜日
●入会料・月会費…月会費2,000円
●連絡先…代表 野呂 047-388-1626/副代表 内田 090-4438-9865
●HP…http://matudowadaiko.web.fc2.com/gojinya.html
●Facebook…https://ja-jp.facebook.com/gojinyadaiko/
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