Vol.169 -- 2014 年 05 月号
知るほどに もっと好きになる 松戸散策マップ Vol.8 北小金地区
第7回 松戸七福神めぐり(布袋尊)
7回にわたって、松戸七福神に縁のあるお寺を含む散策ルートをご紹介するこのコーナーも今回で最後となりました。今回は松戸地区です。松戸駅をスタートして周辺を巡り、松戸駅に戻ってくるコースです。
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善照時(布袋尊)
松戸山善照寺は、流山市(旧名都借村)の清瀧院(せいりゅういん)の末寺として、松戸字向山に創建された真言宗豊山派の寺院で、慶長16年(1611年)に現在地に移転されました。本堂の本尊は聖観音で、現在の不動堂は、文化6年(1809年)に焼失後、同8年に再建されたと伝えられています。境内には、松戸七福神の一つ「布袋尊」が祀られています。
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松戸神社
寛永3年に創立した松戸の鎮守府で、水戸光圀公も訪れ、矢を奉納した逸話が残る由緒ある神社です。日本武尊を祭神としてお奉りするとともに、境内には秋葉神社、水神社、松尾神社など多数の神様が祀られています。2月3日には節分祭が、10月18日には例大祭があり、神輿などで賑わいます。また、春には桜が美しく咲き、秋には大きな銀杏の木が見事に色づきます。 |
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戸定が丘歴史公園
明治17年に幕府最後の将軍徳川慶喜の弟、徳川昭武が建設し、後半生を過ごしたのが戸定邸です。徳川家の住まいが公開されているのは全国でもここだけです。昭和26年に市に寄贈され、平成3年に周囲の敷地2.3ヘクタールが「戸定が丘歴史公園」として整備され一般公開されました。明治前期の上流住宅の姿を伝えていることから国の重要文化財に指定されています。隣接して戸定歴史館があります。
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花蔵院(けいぞういん)
松戸駅東北東約700m、岩瀬バス停前にあります。真言宗豊山派。本尊:正観世音菩薩で創建は延宝9年。境内に3種の弘法大師(遍照金剛)像があり、入口には不動尊堂があります。下総四郡新四国八十八ヶ所第四十三番札所として知られています。 |
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