特集記事
◆おかねの楽校って何をするの? 今年で6期目を迎える「おかねの楽校」。今期の生徒さんは松戸市内の小学校から集まった4年生から6年生までの16名。4月から翌年の2月まで計18回の講座を行い、8月には稔台の盆踊り大会で屋台を出します。何の店を出すか計画するところから始め、仕入れから看板の作成、販売まで基本的に全て子ども達で行います。売上目標など具体的に計算した予算書を作成し、資金は「お金の楽校銀行」から借ります。売上から経費(仕入れ・調理器具など)を差し引いたものが、子ども達の給料になるという、本物の商売さながらの内容を通して、お金を稼ぐということを体験します。 ◆猛暑の中、屋台で頑張る子ども達! 8月7日みのり台で行われた盆踊り初日に、屋台を出店している模様を取材してきました。当日は気温が35℃を越える猛暑日。熱中症にならないように水分を補給しながらの準備作業になりました。今年の屋台は焼き鳥チーム、フランクフルト・豚汁チームの2つに分かれ、それぞれの仕事の分担を決めて作業します。焼き鳥とフランクフルトはそれぞれライバルの屋台があり最初は苦戦しましたが、子ども達が大きな声で呼び込みをしたところ徐々にお客さんが集まり、行列もでき飛ぶように売れていきました。最初は不慣れな様子だった子ども達もすぐに馴れ、大きな声で呼び込みながら手際よく接客していました。子どもたちを見ていると一人ひとり、どうしたら売上げが伸びるのかなど真剣に考えている様子。一人の男の子からの提案で、焼き鳥のたれ・塩の他に何とカレー味を出すなどの工夫も!焼き鳥ではあまり見かけない味ですが、試食させてもらうと香ばしい鶏肉にカレー味が合い非常に美味。既成観念にとらわれない子どもの自由な発想に驚きました。子ども達に、売上目標を達成できるか聞いたところ「最後まであきらめずによびこむ!」と頼もしいコメント。保護者の方にもお話しを伺うと、「他の学校の子どもと友達になれた」「お小遣い帳をつけ始めた」などお金の大切さを意識するようになったと、子どもの成長を嬉しそうに話してくださいました。 ◆取材を終えて 今回取材に行き、先生の「自分達で考えて行動するように!」という言葉通りに、率先して働く子ども達の姿に感銘しました。学校ではなかなか学べない「おかねの楽校」の貴重な体験は、将来の大きな財産になることでしょう。 |
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おかねの楽校からのお知らせ |
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子ども達の想い出に!部員不足解消のために!掲載無料 子ども達のスポーツチームやサークルを 「月刊ハロ〜!」で紹介しませんか? (松戸市・流山市の子どものスポーツチーム、文化系チームetc…) ハガキまたはeメールに、どんなチームか(活動内容・人数・実績)・代表者氏名・住所・TELを明記の上、下記宛先までご応募ください。 株式会社 エムズジャパン 「チャレンジキッズ」係まで 〒270-2265 千葉県松戸市常盤平陣屋前11-7 TEL047-311-7100 e-mail : info@msjp.co.jp |
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