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オリンピックでも様々な国の選手が参加するようになり、今や日本のみならず「JUDO」として世界中に学ぶ人がいる「柔道」。
今月は、そんな柔道が大好きな子ども達が日々稽古に励む松戸柔道クラブをご紹介します。
子どもたちの健全育成、心身の鍛錬、柔道競技の強化を目的として活動している同クラブは「柔道稽古では怪我をしない！させない！ゆるさない！」をスローガンに、毎週火曜・木曜の19時〜21時に練習を行なっています。
サッカーや野球のような人気スポーツとは裏腹に、少年柔道は部員数が少ないため、団体戦を組めないというのが現状です。同クラブはそんな「子どもたちの武道離れを何とかしたい」という想いから、他クラブとの合同練習を行なっています。
今回の練習会は、松戸東警察署少年部・六高台クラブ・松戸柔道クラブの共催により昨年12月23日、松戸運動公園武道館にて行われました。当日は、東京・埼玉・茨城より強豪チームを招待し15団体200名もの子どもたちが参加。また特別参加として、昨年高校日本一になった修徳高校のジュニアチームも参加し、練習会を盛り上げてくれたそうです。
幼稚園児から高校生までをそれぞれのクラスに分け、打ち込みや投げ込み、立ち技にて本格的な乱取り稽古を実施。コーチ陣の中には、元全日本強化選手がいるため、中学生や高校生などは胸を借り、迫力のある投げ技を展開。大会と同等の熱戦を繰り広げたとのこと。普段なかなか会うことのできない選手達との合同練習は、子どもたちにとって貴重で充実した一日になったのではないでしょうか。
今回の合同練習会でも、普段からかかげているスローガン「柔道稽古では怪我をしない！させない！ゆるさない！」を主旨のひとつとして、安全性を最大限に考慮し進めました。そのため、今回の練習会も怪我人がゼロだったことは、言うまでもありません。
この練習会は毎年恒例で行なわれており、個人・団体を問わず歓迎しますとのこと。同クラブは現役選手も多数参加しており、黒帯の方や高段者の方を問わず、随時入部受付しています。出稽古も可能だそうです。
また、同クラブの方針として、若手指導員育成の為、高校・専門学校・大学などで柔道部に在籍し、全日本柔道連盟に選手登録している学生は、会費免除にて開放しています。
興味を持たれた方は、まずは見学・体験をしてみてはいかがでしょうか？