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　チアダンスは「人を思いやるやさしい気持ち」が体で表現できる、不思議なスポーツです。英語で”CHEER（チア）“とは「人を応援したり元気にしたりする！」という意味です。リズム感を養い、体力の向上を図りながら、表現力・協調性を身に付けていくことが出来ます。これらの理由により、子供の情操教育に良いとされ、小学生はもとより、幼稚園児にまで女の子に人気のあるスポーツです。今月は、そんなチアダンスが大好きなキッズが集まる「キャンディーガールズ」をご紹介します。
同クラブは2002年に創立してから、今年で12年目になりました。年齢やチアダンス経験により、Beans（幼稚園児・小学低学年）、mini（小学4年生まで）、Candy（小学2年〜6年生、チアダンス経験者） 、 SISTER（中学生、チアダンス経験者）の4つのチームがあります。
普段のレッスン内容は、4つのクラスごとにBeans チアダンスの基礎・曲の振り入れ・ダンス。miniとCandy バレエ基礎レッスン・曲の振り入れ・ダンス・テクニック（ターン、ジャンプなど）練習。SISTER バレエ基礎レッスン・テクニック練習・曲の振り入れ・ダンス…などレベルにあわせて基礎からしっかり練習します。
また全日本チアダンス選手権などのチアダンスの大会に出場したり、松戸まつり・新松戸まつりなど地域のおまつりや、イベントで日頃の練習の成果を発表する事も多いそうです。介護施設で慰問のボランティア活動を行うこともあるとか。
礼儀やマナーはもちろん、自分がチームの一員である自覚を持っていつも行動するように、また大きな声で返事や挨拶するよう心掛けているとのことです。
子ども達に楽しかった思い出を聞くと、おまつりなど地域のイベントで踊ったことや、姉妹チームとの発表会で踊れること。それらに向けて新しい曲の振り入れや合同練習、夏合宿をあげてくれました。逆につらかった思い出を聞くと、練習を重ねてもなかなか成果が出ないことや、大会で思うような結果が得られなかった時、卒業や引っ越しで、仲間が卒団していくことをあげてくれました。
入会のきっかけを聞くと「体験で、みんなが楽しそうに踊っているのを見て、一緒にやりたいと思った」「かわいい衣装やポンポンを持って、踊りたかった」など様々でした。
保護者の方からも「人前に立っても泣かなくなった」「何にでも挑戦するようになった」「仲間のことを思いやれるようになった」など評判も上々で、「学校、学年を越えて、チアダンスでつながった仲間ができた」と喜んでいる方も。
講師で日本チアダンス協会の村田咲千代先生にチアダンスをするために一番大切なことを聞いてみると「チアダンスが好き！上手くなりたい！という強い気持ちとチームワーク！」とのことでした。
見学や体験は随時行っているので、保護者の方もぜひ一度お子さんと一緒に見に来てほしいと村田先生。興味のある方はぜひ見学してみては？