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発足が平成11年2月と比較的新しいクラブですが、元は流山北小学校の子供達を中心に活動していた「加岸クラブ」と「流南ベアーズ」の2つのクラブが、互いの発展的な見地から合併し、加岸ベアーズとして新たに結成されました。 歴史は浅くても実力は十分。これまでも、流山市少年野球大会で多数優勝し、県大会にも出場。今年も春季大会に優勝し、県大会への出場を獲得と強豪なのです。 さらに、同クラブ出身で、現在プロ野球選手が2名います。(東京ヤクルトスワローズ 押本健彦投手 、北海道日本ハムファイターズ 村田和哉外野手) 普段は、「挨拶は大きな声で」「道具を大事にする」「チームワークや保護者への感謝の気持ちを大切に」等を方針に全国大会出場を目指して、毎週末練習に励んでいます。 練習は、1〜2月は基礎体力作り、3月以降は、大会に向け、守備や走塁、打撃練習の他、練習試合を最低週に1試合は行っているとのこと。1日練習の場合は、午前が守備練習、午後は、打撃練習としっかり練習します。 守備練習は、キャッチボールからベース間のボール回し、ゴロ捕球の基礎練習、シートノック等を行ないます。打撃練習は、バント練習から始まり、トス・ティー・フリー打撃を行ないます。 子ども達に楽しかった思い出を聞くと、「大会で優勝したこと。その後の祝勝会も楽しかった」「押本選手から野球を教えてもらえたこと」「村田選手から野球の話が聞けたこと」「夏の合宿とその時の枕投げ!」と可愛らしい回答が。 逆に辛かった思い出を聞くと、「冬のサーキット(基礎体力づくりの走りこみ等)とマラソン」とのこと。強さの裏には、努力があるのですね。 監督にもお話を伺うと、「絶対負けたと思った試合で大逆転し優勝できたこと」「合宿で普段と違った子供たちの元気な笑顔が見れること」とのこと。勝負の醍醐味を味わえるのは、大きな喜びですね。 入会のきっかけは、「野球が好きだから、体験が楽しかったから、野球が上手になりたいから、友達と同じチームで野球がしたかった」などの動機が多いそうですが、監督によると、活動の中で子ども達に様々な変化があるそうです。日増しに逞しくなり、6年生になると自分たちで野球を考え、プレーができるようになったり、礼儀正しい子ども達に成長してくるようです。 「集合時間等の厳守」「挨拶の励行」「用具の整理整頓」「全員全力プレー」「最後まであきらめない気持ち」「仲間を大事にする」…これらを守ることで大きな成長を遂げているのですね。 最後に監督から、「一番になりたいという気持ち、どんな場面でも強い気持ちで向かっていく、最後まで集中しあきらめない。そんな強さを身につけたい子は、是非「加岸ベアーズ」に入部してほしいです」とのこと。興味を持った方は見学・体験に行ってみてはいかがでしょうか? |
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