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はじめは天神真楊流柔術、続いて起倒流柔術を学び奥義に達するだけではあきたらす、多数の流派を研究し長所をとりいれ、自らの工夫も加えて「柔道」を創始しました。 昨年は嘉納治五郎が1882年(明治15年)に、自らの道場「講道館」を創設してから130周年を迎え、今や日本のみならす「JUDO」として世界中に学ぶ人がいる「柔道」。 今月は、そんな柔道が大好きな子ども道が日々稽古に励む松戸柔道クラブをご紹介します。 子どもたちの健全育成、心身の鍛錬、柔道競技の強化を目的として活動している同クラブは「柔道稽古では怪我をしない!・させない!・ゆるさない!」をスローガンに、毎週火曜・木曜の19時〜21時に練習を行なっています。 普段の稽古は、自由に技を掛け合う乱取りや補強運動、身体の柔軟性をつけるためのストレッチなど、基本練習が中心。「日々の努力(稽古)は、必ず結果(試合)にあらわれる!」という言葉を胸に励んでいるそうです。 また、先生方も竹刀を持って叱るなどの「恐怖」をもって指導することのないよう、心身の健全な成長にプラスとなる指導、子ども達が自発的に楽しく通える環境を目指しているとのこと。安心してお子さんを通わせられますね。 子ども達に松戸柔道クラブでの楽しかった思い出を聞くと、「クラブ栄養会でみんなで焼肉食べ放題に行ったこと」とのこと。全員でご飯を食べに行くほど仲が良いようです。 反対に辛かった思い出について聞いたところ、「病気や怪我などで大会に参加できなかったこと」との回答が。これを機にますます鍛錬に励むようになったそうです。 入会のきっかけは、「コーチの先生方が学生時代に全国大会で活躍した現役選手だから」「先生がイケメン」「女性コーチもいるので女子も入部しやすい」などの動機が多いそうです。 また、監督によると、子ども達はクラブで過ごす事によって、様々な変化が見られるそうです。例えば、体力に自信が持てるようになり、活発になったり、辛い稽古の中でも楽しみを見いだし、弱音をはかなくなったそうです。 子ども達に必ず守らせていることは、「自分より年下(後輩)の面倒を良くみること」「絶対に自分より弱い者をいじめないこと」だそうです。これらの事が、子ども達をたくましく、優しく成長させているのかもしれませんね。 また、同クラブは開放的なクラブなので、市内・市外問わす練習生が多数出稽古に来るそうです。現役選手も多数参加していますので、黒帯の方、高段者の方も歓迎しますとのこと。 随時入部受付をしていますので、興味を持った方は、ぜひ見学・体験してみては? |
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