特集記事
地元に厚い信頼を得ており、子どもに大切な「ココロのチカラ」を育む「心身鍛錬場」として指導にあたる空手道拳道会「拳心館」。八柱に道場を構え今年で22年となります。また、今年5月に開設10周年を迎える流山で指導にあたるのは「流山わんぱくクラブ」。今回はその歩みをご紹介します。 設立当初は、空手初心者の子供たちばかりが約60名入門。指導にも大変な苦労があったのだとか。最初の一年での指導では、なかなか上達することが難しく、試合をするレベルにも達しませんでした。 その子供たちも、今では立派に成長を遂げ、全国大会でも大きな活躍を見せています。昨年には、その活躍が評価され、流山市長に表彰をされることも。今後の活躍にも期待が持てます。 「人の価値は努力の量で決まる。夢、目標を目指してたゆまぬ努力をすることが人を成長へと導くと信じています。大会での子どもたちの活躍は、流山わんぱくクラブの成長を象徴してくれたようでした。それと何よりも父母の皆様のあたたかいご支援のお陰です。」と語る、館長の浦山さん。子どもたちへの指導は、厳しくも温かく、信頼も厚いようです。 【ジュニアチャレンジカップ】 今年6月に開催された、ジュニアチャレンジカップ。毎年白熱した戦いを見せる今大会も今年で8回目。 型の動作一つひとつに日頃の練習の成果を発揮し、組手においても小学1年生から中学3年生まで息を呑む攻防戦が繰広げられて行く。いつしか「拳心館」を脅かす存在に着実に成長を遂げた流山の選手達の活躍に大いに会場が沸き盛り上がりました。 【全国大会では、同門対決に!】 今年9月東京武道館にて行われた、「全国ジュニア選手権大会」。小学生から中学生までで行われる今大会では、八柱の拳心館、流山わんぱくクラブが昨年に引き続き、メダル独占!中でも圧巻は中学3年生男子組手決勝。幼児の頃から共に学び汗を流した西林選手と飯島選手が勝ち残り、流山同門対決が実現!試合は僅差で西林選手が制したが、終了後の二人からは力を出し尽くした達成感と笑顔がこぼれていました。 【これからの10年】 八柱の拳心館では、当時子どもだった道場生が親となり、その子どもが現在の道場生になることも。 流山わんぱくクラブでも親子二代で通うことも、そう遠くはありません。 仲間の大切さや、思いやる気持ちを教えてくれる道場。 これからも、強く、そして優しい子どもたちが巣立っていくことでしょう。 |
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