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特集記事

Vol.136 -- 2011 年 08 月号

徳川文武の「太平洋から見える日本」

 第29回<カリフォルニアの車検であくせくする>

 今回のカリフォルニア入りは、七月二日期限の「排ガス検査合格と登録料の支払い」のためだ。米国五十余州の車検項目は州により異なり、全くないか、毎年又は一年おきであるが登録料金は毎年徴収だ。私のフォルクスワーゲンは八十八年型のフォックスステイションワゴンで走行四十五万キロだが、実際はそんなものではない。この車はバナジウム(南アフリカ、中国、ロシアから全世界量が産出され、工業用に重要な金属)の触媒作用により有害排気ガスを処理する。エンジンの排気温度が十分に上っていないと、触媒機能が十分発揮されず、カリフォルニアの排気規制に合わない。だから排気ガス検査所でのメカニックの腕は試験の合否を決める。排気ガス検査の認可を持つところは多いが、「排気ガス修理所」の認可を持つところは多くない。検査と修理の認可の両方を持っている、眉唾に聞こえる業者がごく少数ある。そこへ車を持っていけば、結論として、排気検査に通ることになる。
さて、過去二回は外国車修理エイワン(A1)の厄介になった。一回目、すなわち四年前は検査で落ち修理をした。車屋は、「だんな、カリフォルニア州は古い車の修理にかかる費用を支援する制度がありますぜ」と言うのだ。年長者とか収入が低い住民には五百ドルまで実費補助してくれる。国税申告書の写しを減額申請書と共に送れば、郵送で補助を認めてくれる。四年前は州の住人だったから十分な時間があり、減額申請をした。修理は六百五十ドルほどで、私は差額百五十ドルを払った。どこを直したのかと聞いたが、余りはっきりした返事がないし、排気管の出口に試験を通る鼻薬でも塗ったのかな。そんなことで二年前にはまた排気検査で同じ修理屋に行った。今度もまた申請書かと苦々しく思っていたら、「お客さん、今回は無事一回で試験に通りましたよ」と言うではないか。排気ガス検査は確か五十ドルだった。
今回はもう一つ障壁がある。車両登録更新通知は期限の通常二ヶ月前には郵送されてくるが、この確認が出来ていない。今日は金曜日なので、もし排気ガス検査に落ちたら、修理をする前に減額証明書を手に入れる時間がない。私はサンタクララにある州自動車局の事務所に行き、まだ更新通知をもらっていないと問いただした。すると担当職員は「七月一日以後の更新分はまだ更新料金が決まっていないので通知が遅れている」と印刷した説明書をくれた。目下、カリフォルニア州は大赤字で少しでも収入を増やそうと車の登録料値上げの検討最中なのだ。職員は更新料金をいま払えないが、排気ガス検査の結果は前年度の登録通知のバーコードで入力できるから、検査機関で結果を入力してもらえば良いと言うのだ。今朝日本からサンフランシスコ空港に着いたばかりだというのに、この一仕事を片付けねばならんのかと思いながら、今日中に排気ガス検査にけりをつけようと決心した。
サンタクララからマウンテンビュウに戻り、さきの修理屋に立ち寄ると様子が違う。出口からずかずかと入って行くと、小さなブルドーザの脇でおっさんが敷地の路面を掘っている。私「排気ガス検査に来た。二年ほど前、私のワーゲンが合格になった。いつ仕事を始めるのか。」おっさん「いやあ、うちは七月六日から始める。あんたの車を検査した職人はいま休暇でハンガリーに帰っているね。」私「ええっ。どこか近くで検査と修理を両方やっているところはないのかね。」おっさん「もう一つの仕事場でうちの従業員たちは働いている。そこに行ってみれば。」教えてもらった場所の事務所にいた赤ら顔の男に聞くと、検査は近くの「クイックスモッグ」でやっている。番地はこれだと紙に書いてくれた。作業所はコの字型に十軒ほどの小さな修理屋が立ち並ぶ長屋だ。何か道具立てがさっぱりない作業場だが、メキシコ人の夫婦がやっており、もう八年になるから腕はあると言うので検査を頼んだ。メキシコ人の兄さんは外へ行きタバコの息を深く吐き出すと、がばっと仕事を始めた。私「今日検査に落ちると航空券をキャンセルするはめになる」と少しばかり圧力をかける。兄さん「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」かれこれ四十分ほど奮闘した結果、彼は「通ったぞ」と大声を上げた。その間彼が使った道具は測定器以外大型の扇風機一台だけだった。エンジンを吹かしてまた冷やすの繰り返しで、有害ガスが減る結果にするのだから、大変な腕だ。結果を見ると、低速の窒素酸化物が規制値ぎりぎりだった。大変感謝しつつ、五十ドルをクレジットカードで払い、二十ドル札一枚を進呈した。彼の奥さんは、「ニーコニコして」喜んでいた。いや、助かった。もし試験に落ちたら、大変なことになる。
次は遅れて送られてくる更新通知の支払いをどうやって行うかだ。今年は特殊事情だから二ヶ月遅れまで認めると言っている。でも期限の二ヵ月後もう一度そのためだけに旅行するのは、ちょっとしんどい。もう二十年ほど前、私は神戸に職が出来日本に戻っていた。そのときにカリフォルニア自動車局に運転免許証の住所として日本の移動先を登録していたら、更新時期が来て何と日本の住所に更新通知が届いた。私は米国の小切手で更新料金を送ると、一時的処置として運転免許証の裏に貼って使うと言う小さなカードが送られて来た。それには五年か十年以内に何時でも都合が良い時に自動車局で正式の免許と切り替えが出来ると書かれていた。そののち、サンフランシスコの総領事と会話する機会があり、免許証の更新手続きの話が出たが、かれは日本の運転免許証更新のために、日本に帰国しなければならないのだと言っていたのを思い出す。国が違えば、国民に対する扱いはこれほども違うものなのか。それから十年以上経って、海外滞在者は証明があれば、運転免許証は更新期日の前後三ヶ月手続きが出来ることに変った。でも日本政府や自治体は海外にいる国民や住人に対して通知をしてくるほど親切ではない。
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 しかし、カーテンといっても、その種類は様々。ドレープカーテンやレースカーテン、ロールスクリーン、プリーツスクリーン、インテリアブラインドなどお部屋の用途や雰囲気に合わせて、コーディネートできます。夏は涼しく、冬は暖かく。カーテンでおしゃれに効率よく節電してみてはいかがでしょうか?

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