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特集記事

Vol.114 -- 2009 年 10 月号

徳川文武の「太平洋から見える日本」

 第7回<お任せ社会からの脱却>

  今回の衆議院総選挙では七割の国民投票率を達成し、日本の政治は六十年間の自民党支配からやっとのこと抜け出した。格好良いことばかり言って国民をだまし続け、米国には犬のようにしっぽを振り、日本の経済をぶっ潰して暴利をむさぼり、官僚支配には手もつけられなかったことを考えると、民主党は数回くらいは、もたもたやっても、それはゆるされる。しかし、政治の変化だけでは社会問題は解決されない。殺人や強盗窃盗が頻繁に起こる、この荒んだ現在の社会を健全に戻すには、経済状態が少し良くなったくらいでは無理だ。そこで私は、日本社会の基盤である、「お任せ主義」から我々が脱却することを提案する。
「お任せ主義」は「回避主義」とも言うことができる。具体的には「自己判断の回避」、「対話の回避」、「企業損失の回避」に分けられ、私は日本社会諸悪の根源だと思っている。
第一回目として、今回は「自己判断の回避」について問題点を考えてみよう。お任せの心は「ややこしいことから逃れる」とか「決めたと言う責任を回避」することである。また、それは「判断や選択を放棄することにより責任も逃れる」ことでもある。国際社会で我々日本の組織は最後までぐずぐずと判断をせず、「責任を取らないがご利益には与りたい」、ずるいと批判される。日本社会ではいまだに、「異なる意見を主張」すると「仲間外れ」や「いじめ」がおこる。そして、日本では最後までぐずぐずして周りをうかがっているのが慎ましやかだと言われる。後から物を言えばリスクが減ることは確かだ。今回の総選挙では、六十年間の最大政党であるにもかかわらず、自民党は最後まで公約を出さなかったから、その論法に従えば、「国際的には自民党は卑怯」、「日本社会では慎ましやか」と言うことになる。
さて、「自己判断の回避」の核心に入ろう。「お任せ」していれば「災い」をこうむることは少ない。でも、それは「投資」や「重要な決定」や「主導性(リーダシップ)」の機会を逃すことになる。五、六十年前のように時代の変化もより遅く、国民全体が中産階級を目指していた時代は、平均的国民の「価値観」は似た様なものだった。ところが、この頃に目指したこととは裏腹に「貧富の差」がひろがった現在では、「お任せ」では「日本社会は成立しない」ことが明らかになってきた。国民一人一人が「お任せ」でなく、「自分の責任」で自分の実情にあった「判断」を行う必要がある。そのためには、欧米人のように他人に頼らず探究心が深く、独立心が旺盛でなければならない。我々日本人は他国人に比べて「悪徳商売にだまされる」事が圧倒的に多いようだ。それは我々日本人が「他力本願」だからだ。世界が善人ばかり、良い政治ばかりであれば問題はないが、それはもはや期待できない。人間の顔や性格が一人一人違うように、生きる環境もそれぞれ違うのである。だから他人のまねをしたからといって、自分も上手くいくとはかぎらない。多様な価値観で溢れるこの日本の世の中で快適に生きるには、「健全な判断力を行使しつづける」必要がある。それはいつもゲームをしているようなものだから、頭脳を活性化して生きがいにもなる。
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