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特集記事

Vol.74 -- 2006 年 06 月号

　現在、バスケットボールは、2005年11月からbjリーグというプロリーグが発足し、盛り上がっています。今回のスポーツキッズは、ミニバスケットボールチームの和名ヶ谷ビューティフルスパークスを紹介します。ミニバスケットボールは、小学生用にコートの広さ、リングの高さ、ルール等を変更したバスケットボールです。
　記者が、和名ヶ谷小の体育館に取材に行くと部員全員で大きな声の挨拶で迎えてくれました。チームには、挨拶を元気よく大きな声でするという決まりがあり、とても礼儀正しかったです。練習は、ランニングをした後に、バスケに必要なフットワークやボールハンドリングを20分ほど行っていました。「バスケットボールは、基本がとても大事。将来のバスケ人生のことも考えて基礎練習には、時間を割いています」と監督。基礎練習の後は、2人1組のパス交換からのシュートや、2対2、3対3のゲームを行いました。練習中は、監督から厳しい声が飛ぶこともありましたが、選手達は、明るく、元気良く真剣に練習に取り組んでいました。
　千葉県のミニバスケットボールのレベルは、とても高く、千葉県で上位のチームは、全国でもトップレベルだそうです。レベルの高いチームばかりの中で試合をしているスパークスは、苦戦することが多いとのことですが、みんなで力を合わせて一戦でも多くの勝利を目指して頑張っています。
　最後に、バスケットを通してどんなことを学んで欲しいか監督に伺いました。「団体で行う球技は、いろいろなことを学ぶことができます。バスケットを通してコミュニケーション能力や協調性を身につけ、思いやりのある大人に成長して欲しいと願っています」とのことでした。
　真剣に監督の話を聞く部員達は、とても澄んだ瞳をしていました。今日も勝利を目指して練習に励んでいることでしょう。