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特集記事

Vol.36 -- 2003 年 04 月号
 
↑第33回「常盤平桜まつり」(3月29日・30日、土曜・日曜)に「桜再生募金」を実施! ご協力をお願いします。
●桜を愛でる
 花といえば桜を指すほどに日本人が愛してきた桜。寒い冬の終わりを告げるかのように花開き、春の喜びを教えてくれます。今日のお花見スタイルは江戸時代になってからで、特に八代将軍吉宗が作ったという桜並木には多くの人たちが集まり、飲めや歌えの宴会をして楽しんだといいます。先人たちは、雪が降れば雪見の宴、花が咲けば花見の宴など、四季の移りを愛しんで心豊かに暮らしてきました。そういえば「弁当始め、弁当納め」という古い言葉があります。弁当とは折詰や重詰のことで、春になると弁当を持って花狩りなどの行楽に出かける、それが弁当始め。そして紅葉狩りの頃が持ち出す最後となり、弁当納めとなります。お弁当を持って自然と親しむことは嬉しいものです。科学や機械が進歩し宇宙旅行に行ける時代になっても、桜はきっちりと春がめぐってこないと咲いてはくれません。大切にしたい旬の贈り物。今年も“ありがとう”と感謝して桜を愛でたいものです。

●常盤平桜通り
 「日本の道100選」にも指定されている自慢の桜通り。八柱、常盤平、五香に連なる3、1kmにも及ぶ通りには約640本もの桜が植えられ、樹齢50年以上の染井吉野や大島桜が幻想的な景観を作っています。新京成線が松戸まで開通した昭和30年代、日本住宅公団による大規模な団地が次々に建設され、この桜並木も常盤平団地の造成と共に公団によって移植されたといいます。以来、桜の木々はしっかりと根づき、市のシンボルの一つとなっています。いつも私たちを楽しませてくれる満開の桜。開花時には、その見事な桜のトンネルに誰もが目を向けますが、花が終わった後
の毛虫や落葉、病気など、一年中、桜と向き合い守り続ける人たちがいることも忘れ
てはなりません。周辺住民や桜を愛する人たちの支えがあってこそのお花見なのです。桜は市内の街路樹の中で一番多く植えられ「市の木」にも指定されています。こ
の地で私たちと一緒に生きつづける桜をみんなで慈しんでいきたいものです。
↑常盤平、五香よりには染井吉野(樹齢約52年)。八柱よりには葉の出るタイミングが早い大島桜(樹齢約43年)が植えられています。

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