Vol.34 -- 2003 年 02 月号
初めてそばを植えた日(最終回)
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夏にそば植えを行ってから、収穫して試食するまでを旭町小学校の3年生が体験する様子を追跡レポートしてきたこの企画。いよいよ最終回となりましたが、子供達はうまくそばを打てたのでしょうか…!?
みんなおいしそうに自分で打ったそばを食べていました
本誌で度々取り上げているこのプロジェクトもいよいよ最終回となりました。このプロジェクトは、松戸市及び近隣のおそば屋さんとうどん屋さんが集まった「麺クラブ21松戸」という組合がボランティアで行っているもので、そばについての理解を深めてほしいとの願いから実現し、今回はいよいよ最後の収穫とそば打ちをレポートします。昨年9月にそば植えを行って11月中旬に収穫し、12月にその収穫したそばでそば打ちを自分たちの手で行い、試食も行いました。初めに「麺クラブ21松戸」の方によるデモンストレーションが行われ、これぞプロの技というものを見せてもらいました。そして、いよいよ子供たちが自分でそばを打ち始め、上手な子、上手にできなかった子それぞれいましたが、取り組む姿はみな真剣そのもの。自分の打ったそばを自分で茹でて試食している子供たちは、うれしい、楽しい、おいしいなどさまざまな顔を見せてくれました。感受性の強い子供たちがこのような経験をたくさんすることで、以後の人生に役立たせてくれることを願って今回のレポートは終了といたします。
(取材協力:麺クラブ21松戸) |
麺クラブ21松戸」協力旭町小学校 そば植え企画
そば粉ができるまで
10月号で「麺クラブ21松戸」の協力のもと、旭町小学校の小学3年生がそばを植えたと紹介しました。今月は収穫されたそばの実が、工場でどのようにしてそば粉になるのかを勉強するため、北海物産の工場を見学しましたので紹介します。
「麺クラブ21松戸」という松戸のおそば屋さんとうどん屋さんのグループが協力して、旭町小学校の生徒が毎年そばを畑に植えていると、10月号で紹介しました。今月はそば粉ができるまでを勉強するため工場見学を行うため、前回と同じく「麺クラブ21松戸」が北海物産に協力をお願いして実現したそうです。前回の種植えは、9月だったのに残暑が厳しく生徒はぐったりしていましたが、今回は少し寒くなり始め、体力的には問題ないようでした。
最初に北海物産の担当者から生徒に説明が行われ、いよいよ工場内へ。本誌取材班もそば粉を作る工場の中を見るのは初めてだったので、取材そっちのけで、いろいろな機械を見たり担当者の説明を聞いてしまいました。そして、見学も終わって帰る時に北海物産の好意で、おみやげが生徒一人一人に手渡されました。取材班も生徒の列に並んで、そのおみやげをもらったかどうかはさだかではありません…。 |
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↑ 旭町小学校のそば植え企画に協力している、「麺クラブ21松戸」のみなさん。 |
↑ 「麺クラブ21松戸」が北海物産への働きかけで実現した今回の工場見学。
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